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S口 諦

Author:S口 諦
Twitter:Estoxin__

えすぐちあきらです。
バンド「ヒミツの錯乱棒」のボーカルさん。あとサークル「エストキシン」にて創作の同人を描いたり。同人のほうは主にショタオンリーのイベントに参加しております。(いずれも成年向けになっています!)

ご連絡の際はツイッターまたはピクシブのメッセージにでもよろしくお願いします。


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Toxin For VICIOUS

ゴミの山
自分はあまりお絵描きのことについて話すのが好きではありません。特に自分のことについては。
しかし、最近あまり脳みそを使わない生活が続いているためか、また少しそれについて不安定な気分にさせられることが多くなってきました。
今回は我慢するという対処では精神衛生上、良くなさそうなので少しだけ自分のお絵描きに関することを垂れ流そうと思います。
僕はある種の絵を見ると非常に取り乱してしまいます。
それはとてもキラキラしています。きれいな目をした子供たちがそこにはいます。
ああ、自分はこういう子を本当は描きたかったのかな・・と思うと同時にグツグツとしたものが自分の体の奥から沸いてきたかと思えば、気が狂わんばかりの騒音、支離滅裂な言葉のマシンガンが脳みそを直撃します。そして必ず浮かび上がるあの人のこと。
自分が「少年絵」を中心に描くようになったのは2年前の10月の初めごろ、そして初めて同人を作ってショタスクラッチにサークル参加するのを決めたのが4月の終わりごろ。その半年間というのは僕が初めてある絵描きさんを「人物」として大好きになり、そして大嫌いになった期間でした。僕はそれ以来「絵師」とか「絵描き」とかを標榜する人をあまり信用できません。お絵描きも楽しんで続けるのとは違うものになっていきました。
実は自分が同人を始めたのは、あの人より幸せになりたかったからなんです。「復讐」みたいなもんです。ものすごくドロドロした情念によって初めての同人『ヤムヤムトキシン』は作られました。
お客様として買っていただけたのは2冊だけでした。しかしそれを買ってくださった方は今でも僕とお話をしてくださります。本当に有難いことだと思います。また、それと関係してイベントとは別の機会で僕のオリキャラを描いてくださった方もいました。こういった経験は初めてで、嬉しさを通り越して驚きでしばらく頭が真っ白になっていました。イベントに参加することで少しずつお話ができる人が増えるのは本当に嬉しいことです。今自分がお絵描きを続けているのもそういった方々を認識できるようになったからというのも大いにあると思っています。
しかし、ドロドロとしたものはまだ自分の中に残っており、それは簡単なきっかけで爆発してしまうそうです。今でもあらゆる絵の中にあの人の影を認めてしまいます。今も本当に安心できる人の絵しか冷静に見ることができません。
そして、それは自分の創作についても大きく関わっています。自閉的な世界で、自分の作ったキャラしか愛着が沸かないといった感じでしょうか。最近ではその愛着すらも疑わしくなることがあり、自分は本当に「少年絵」を描いていいのだろうかと本気で考えたりもします。あの人は今では名前も変えて、もはや自分では手に届かないほどの評価を得るようになりました。
羨ましい。自分もどんな手を使ってでも多くの人たちに認めてもらいたい。でも本当に自分の望んでることは、自身に嘘を付かないであの人が見た世界よりも見晴らしの良い所に立つことでは無かったのか。
良くも悪くもあの時、自身を奮い立たせてくれた大好きで大嫌いなあの人を見返してみたい。ざまあみろ、と言ってやりたい。
僕のやり方に口を挟んだこと、軽く見たことを後悔させてやりたい。
そして、楽な気持ちでまたお絵描きができるようになりたい。
それまでは辞めたくても辞められないのかな、と思っています。

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