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S口 諦

Author:S口 諦
Twitter:Estoxin__

えすぐちあきらです。
バンド「ヒミツの錯乱棒」のボーカルさん。あとサークル「エストキシン」にて創作の同人を描いたり。同人のほうは主にショタオンリーのイベントに参加しております。(いずれも成年向けになっています!)

ご連絡の際はツイッターまたはピクシブのメッセージにでもよろしくお願いします。


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冬コミ出ます。(バンドで)

じゃけ2←2曲入り無料配布CD用に描いたジャケ絵。ライブ会場とかで配ってます。

2014年の冬コミに当選しました。サークルはバンド『ヒミツの錯乱棒』です。
参加は三日目(12月30日)、東4ホール ヨ-22bにて。
8曲入りCDアルバム音源を販売予定です。どーぞよしなに!
もし余裕があれば、サークル「エストキシン」的なフリペでも作りたいところ。

最近は音楽だけでなくライブでの演出や衣装とかホームページ作りとか、バンドを通して色んな形の創作に挑戦しているような気持ちです。今はCDのブックレット作成が自分の大きな創作になるのかな、と思います。また、憧れていたライブハウスにお客としてよりも先に演者として行くことになる、コミケで初めてのサークル参加をさせてもらう、など自分のやりたかったことを叶えさせてもらっているようなところもあります。

前回の記事を書いてから、秋葉原・西荻窪・高円寺で3回のライブを経験しました。牛乳をかぶったり、全裸で歌ったり、ダッチワイフと遊んだり・・とにかく色々やってみました。でも過激にやるのだったらもっと凄い人たちが数え切れないほどいるわけですし・・それでなおかつ自分らの色を出そうとするならば創作に関わるセンスを磨いていかなくちゃって話になるのだと思います。何か作ることをやめたらそういうのってすぐ錆び付くんじゃないかと。そうならないためにも絵や漫画は続けていきたいですね・・。

最近特に「やっぱり1年間ぐらいはろくに働かないで東京で遊びたかった」が口癖のようになっています。
昼間からお酒飲んで、気が向いたらお絵描きをしたり自転車でどっかに行って、日が昇る頃に布団に入って・・そんな生活が普通だった学生の頃に東京にいたら自分の進路も変わっていたかな・・?とか思ったりもします。(もっとも会社勤めをする半月前ぐらいまでそんな生活を続けてましたが・・。)
派手に遊べるのもお金があってこそなのに自分の脳みそがいい感じに働いてくれないのを環境のせいにしたくもなります。

「自分の感受性くらい自分で守れ ばかものよ」こんな言葉で締めくくられる茨木のり子さんの詩がありますが、今改めて読んでみるとなかなかキッツイですね。

「ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか」

自分の頭が堅くなってるな、面白いことが考えられないなと感じた時に読み返したいところです。

コメント

通りすがりの者です。
私もS口さんのように表現したいことが沢山あるのですが、憶病な性格なので、人前で表現したり発表したりするのが怖いです。
自分の創作物のせいで受け手に嫌われたり、嫌な噂が立ったりするのが死ぬほど怖いです。
S口さんは、表現者につきまとう(と思われる)こうした恐怖にどうやって折り合いを付けておられるのですか?
それとも、S口さんは他人に嫌われるのが怖くないのですか?
あるいは、そうした恐怖があっても創作意欲が勝っている、という感じなのでしょうか。
通りすがりのくせに妙なことを言ってすみません。
もしお答えいただければとても喜びます。
2014-12-02 14:27 a passer-by #- URL [ 編集 ]

初めまして。

初めまして。そしてコメントありがとうございます!
その質問は自分にとっても未だにハッキリと答えを出したく思っているのです。手探り手探りな返答になることをご承知ください…。

まず、僕は自分自身とても臆病な性格だと思っています。いつも人から陰口を言われてるのでは無いかとビクビクしていますし、匿名性の強いネット上でさえ自分の発する言葉についてはかなり神経質になります。
なるべく人の目に留まるようなことはしたくないと思っています。

しかしそれとは裏腹にチヤホヤされたい、人から認められたいという欲求も強くあるのです。そしてそれは、普通じゃつまらないとか皆と一緒じゃイヤだ、とかある意味捻くれたものが根付いてる非常に困ったヤツなのです。お絵描きを始めた時からそれはあまり変わっていないと思います。

表現の喜びは究極的には頭の中にあるものが外に形となって出てくること、なおかつそれはどうしても自分の内面と切り離せないものだと考えています。表現の喜びだけは抑えられたくありません。他人の目は怖いですが、創作の世界では自分の楽しいことだけをさせてよって強く思うのです。

まだまだ臆病になってる部分がありますが、表現の欲求が強いからこそ、表現の楽しさを知って病み付きになったからこそ他人の目に自分の創作物をさらけ出してるのだと思います。また、現実の世界で生きる自分と表現の世界で生きる自分を無意識に分けているとこもあるかもしれません。

長文になってしまいましたが、質問には答えられたでしょうか…。自分の好き勝手に出来る部屋を守りたいというのが今の創作の動機になってるのは確かだと思います。
2014-12-03 21:49 S口諦 #- URL [ 編集 ]

お返事をどうもありがとうございます!
真面目で力のこもったお返事を頂けたので、感激しました。
読んでいて、人に褒められるためでもなければ、嫌いな奴に反吐を吐くためでもない、S口さんの素直な心を感じました。

私はS口さんと違って、憶病な心が表現の欲求よりも強いです。
もしも私がS口さんのように人前で歌を歌うなら、悪口を言われないように、自分の心を偽りながら歌うと思います。
私は自己を内側に隠ぺいすることによって自分の感受性を守っているのですが、S口さんは自己を外側に吐き出すことによって自分の感受性を守っているのかなと思いました。
S口さんの内面は読んでいて共感することが多いのですが、憶病な心と表現の欲求の割合の違いを感じるので、ある意味興味深いなと思いました。

では、長々と失礼しました。
2014-12-04 10:01 a passer-by #- URL [ 編集 ]

いえいえ、個人的にも非常に興味深い問いでした。何かしらお役に立てたのならば幸いです。
自分の感受性を守るために、自身を偽るという考え方は恐らく自分も社会人生活で実践しているのかもしれませんが、新しい考え方だと思いました。

自分自身についても考えさせるコメント、重ね重ね感謝します。
表現に関してこれからも悩むことは多いかもですが、自分の中で納得出来る答えが見つけられたらいいですね!
2014-12-04 12:45 S口諦 #- URL [ 編集 ]

すいません。S口さんのお返事がすごく面白かったので、二重投稿させていただきます。

S口さんの不思議なところは、憶病な心や現実と創作の違いを自覚しており、しかも自分が好き勝手にできる部屋を守りたいという衝動があるのに、表現が外側に向かっているところです。もしも私がS口さんだったら、自分の心や創作を大切にするために、ひきこもりのような生活を送ると思います。そして、人目が怖いので、一人でカラオケに行ったり、こっそり人に見せない小説や漫画を描くと思います。

憶病さとか、自分が好き勝手にできる部屋を守りたいという気持ちは、インドア派の私にもとてもよくわかります。しかし、S口さんがそのような心理状態でどうして外側に吐き出すことができるのかが、私にはよくわからないです。ちょっと失礼な言い方になりますが、どうしてS口さんがひきこもりのような生活を送らないのかと、私にはとても不思議だと思いました。私なら、自分が好き勝手にできる部屋を、家の中に作りますね。

長文を投稿してしまったし、いささか乱暴な言葉遣いをしてすいません。私にS口さんに対する悪意が無いということは、字面から察してください…。
2014-12-04 12:57 a passer-by #- URL [ 編集 ]

度々のコメントありがとうございます!
確かに自分の世界に浸りたい願望は強くあるはずなのに、外に自分を出そうとするのかは自分でも不思議に思っているところであります。

やはり自分の作ったものを人から認められたいといった欲求があるのかなあと思います。本当は自分の中で完結させたいものが他人の目に映ったらどんな反応が返ってくるだろう?という思いがあります。自分自身がチヤホヤされたい、というよりも自分の作ったものに対しての反応が欲しいという強い願望だと思います。それを満たすためには、自分にとって恐ろしさを伴うとはいえ、外に働きかけなければ何も返って来ない…と思うのです。ブログの記事も表現の一つのように思っています。こうしてコメントが貰えるのって本当に嬉しいのですよ!

あとは生来じっとしているのが耐えられない性質みたいのがあるのかなあと思います。小さい頃から何の目的も無いのに自転車で遠い所をふらふらとかしてましたから。それでも、すぐに自分だけの世界に閉じ籠れる殼を持っていたといいますか…ヤドカリみたいな感じですね。

自分の創作物をわざわざ外に向けている動機は大まかに言えば、この2つになるのかなあ…と考えています。
なかなか覚束ない答えではありますが…。ある意味正反対の願望が対立し合っているのはそのまま自分の創作にも影響しているんだと思っております。
2014-12-04 20:50 S口諦 #- URL [ 編集 ]

S口さんと文章のやりとりをしているうちに、自分の感じたことを素直に表現することの楽しさに気付きました!

私は憶病な心が表現の欲求よりも強いし、他人にタタかれることへの恐怖が認められたい欲求よりも強いです。100人中80人に褒められる可能性があっても、残りの20人に罵倒される可能性があったら、私は表現しないと思いますね。私は幼少期から現在に至るまで自分の本心を偽って生きていたのですが、こうして本心を吐き出すのはなかなか楽しいなと思いました。ましてや、S口さんのように理解のある方ならなおさらです。

ひとまず結論を出させて頂きますが、どうやら自分の感受性を守る方法は色々あるらしいと思いました。S口さんは外に吐き出すことによって自分の感受性を守っているし、私は自分を偽ることによって自分の感受性を守っています。自分の感受性を守る技術を磨けば日常生活ももっと上手くいきそうだし、表現の幅も広がるのではないかと思います。

「そもそも、自分の感受性は必死で守らないといけないほど大切なものなのか?」とか、「そもそも、感受性とは何か?」などといった問いも私にはありますが、根本的な問いなので、とりあえずここまでにしておこうと思います。個人HPやお絵かき掲示板が乱立していた昔と比べて、最近はネットでも実力の序列化が激しくなっているので、こうして自分の感情を吐き出すのが怖くなっていることに気付かされました。素直な心を思い出させてくれて、本当にありがとうございました!!!
2014-12-04 22:34 a passer-by #- URL [ 編集 ]

こちらこそ、大変実になるお話が出来て嬉しかったです!
なかなか創作の話が出来ることって無いですから…。
またお待ちしております。
2014-12-05 19:57 S口諦 #- URL [ 編集 ]

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